起承転結、なれど続き鱒ぇ~!
九頭竜川に通う仲間をここ数年身近なところから見てきた
時にはお付き合いでの釣行も、何の生物反応をも見ぬまま年に数日は通ったか
聞けば最初の一匹を釣り上げるのに十年かかった、十数年かかったとか
50歳過ぎた頃、当時は夢無く通う自分にはその年月が精神的な拷問にも感じ
九頭竜の魅力にはまっている友人とは、この解禁から5月の末日までは
一言で言うと、お付き合いでの釣行だったと言っても過言ではないでしょうか
そんな冷めた自分に、思わぬ切っ掛けがあってチャンスが生まれた
キャスティングのレッスンである
フライフィッシングで魚を釣るには、フィッシングセンスは当然必要なのですが
フライタイイングとキャスティングも不可欠な要素なのです
58歳でそれまでの全くの我流から、プロのレッスンを受け始め
ただただピックアップの動作から矯正をしなければならなかった、その「癖」
1年365日と言って良いほどの、朝に夕の工房近くの川原での日課
土曜日の仕事前に信楽近くの「なごみの湖」へ車を走らせ
師匠の田中氏から手ほどきを受ける、時として2時間近く
それから一週間は自宅近くでの復習である、が何かが違う事が度々おこるのである
で間髪入れずに「なごみの湖」へ車を走らせ、何処が違いますかと尋ねるのだ
世界で一番フォルス回数が多い竿と形容しても「嘘や!」という人は居ないだろう
ジョイントは緩み、肉付けもしてもらった、骨折は一度・・・それも治して頂いた
そんなキャスティングの練習があって、自信がつき始めたときの
サクラマスレストレーションでのプチトーナメントへの参加であった
初年度は全く自信も無く、その光景をただただ傍観していた
その明くる年の二年目に、トップの記録が出てしまった
そして三年目もこのプチトーナメントにて好成績がでた
そのトーナメントが実に楽しく、その結果には当然の理由があった
ロッドとラインのバランスを崩し、本流フリーク指向の調子の竿ではなく
ましてやショートヘッドでの遠投が主流のなかフルラインである
参加者は安田名人が用意した意地悪く組み合わされた同じ物を使うのがルールで
平素練習に使っていたプロコップ#8・9・10の調子と実に似ていた、出来レースでした
面白いものでキャストに自信が付くと、釣れそうな気持ちになってきたのです
四月二十一日盟友のTaichi氏が私の対岸にて念願の桜鱒をゲットしたのです
彼にとって十年の年月は確かに長かったかもしれませんが、知識に技術は格段に向上
さて自分が釣ったとなると、ほって置けない存在の私に数々のアドバイスが届きます
冗談で煩いほどにと言っておりましたが、本当に・・・・
そんな事も私には追い風、偶然に朝一に入れたポイントに水位の状況も功を奏して
五月十六日に結果が出てしまいました、「三年目の奇跡」でしょう。
九頭竜川に通う友達、九頭竜川に住む魔物に呼び寄せられていたと思っていたのですが
その魔物は、実は釣り人、自分の心の中に住んでいるのですね
2012年度のサクラマスも明日5月31日で終わりますが
まだ「おいで、おいで」と魔物が私に囁いています。
時にはお付き合いでの釣行も、何の生物反応をも見ぬまま年に数日は通ったか
聞けば最初の一匹を釣り上げるのに十年かかった、十数年かかったとか
50歳過ぎた頃、当時は夢無く通う自分にはその年月が精神的な拷問にも感じ
九頭竜の魅力にはまっている友人とは、この解禁から5月の末日までは
一言で言うと、お付き合いでの釣行だったと言っても過言ではないでしょうか
そんな冷めた自分に、思わぬ切っ掛けがあってチャンスが生まれた
キャスティングのレッスンである
フライフィッシングで魚を釣るには、フィッシングセンスは当然必要なのですが
フライタイイングとキャスティングも不可欠な要素なのです
58歳でそれまでの全くの我流から、プロのレッスンを受け始め
ただただピックアップの動作から矯正をしなければならなかった、その「癖」
1年365日と言って良いほどの、朝に夕の工房近くの川原での日課
土曜日の仕事前に信楽近くの「なごみの湖」へ車を走らせ
師匠の田中氏から手ほどきを受ける、時として2時間近く
それから一週間は自宅近くでの復習である、が何かが違う事が度々おこるのである
で間髪入れずに「なごみの湖」へ車を走らせ、何処が違いますかと尋ねるのだ
世界で一番フォルス回数が多い竿と形容しても「嘘や!」という人は居ないだろう
ジョイントは緩み、肉付けもしてもらった、骨折は一度・・・それも治して頂いた
そんなキャスティングの練習があって、自信がつき始めたときの
サクラマスレストレーションでのプチトーナメントへの参加であった
初年度は全く自信も無く、その光景をただただ傍観していた
その明くる年の二年目に、トップの記録が出てしまった
そして三年目もこのプチトーナメントにて好成績がでた
そのトーナメントが実に楽しく、その結果には当然の理由があった
ロッドとラインのバランスを崩し、本流フリーク指向の調子の竿ではなく
ましてやショートヘッドでの遠投が主流のなかフルラインである
参加者は安田名人が用意した意地悪く組み合わされた同じ物を使うのがルールで
平素練習に使っていたプロコップ#8・9・10の調子と実に似ていた、出来レースでした
面白いものでキャストに自信が付くと、釣れそうな気持ちになってきたのです
四月二十一日盟友のTaichi氏が私の対岸にて念願の桜鱒をゲットしたのです
彼にとって十年の年月は確かに長かったかもしれませんが、知識に技術は格段に向上
さて自分が釣ったとなると、ほって置けない存在の私に数々のアドバイスが届きます
冗談で煩いほどにと言っておりましたが、本当に・・・・
そんな事も私には追い風、偶然に朝一に入れたポイントに水位の状況も功を奏して
五月十六日に結果が出てしまいました、「三年目の奇跡」でしょう。
九頭竜川に通う友達、九頭竜川に住む魔物に呼び寄せられていたと思っていたのですが
その魔物は、実は釣り人、自分の心の中に住んでいるのですね
2012年度のサクラマスも明日5月31日で終わりますが
まだ「おいで、おいで」と魔物が私に囁いています。
by hiramekijijii
| 2012-05-30 08:51
| 川釣り:本流修行